つばさの会の歴史

つばさの会の歴史

平成10年(1998年)

4月 中間市視覚障害者の会 つばさの会 発足

平成11年(1999年) 

パソコンボランティアウイルを発足

市内小学校の総合学習会の写真です。
視覚障害者がパソコンをどうやって使っているんだろう?って生徒さんは、
注目します。視覚障害者にとっては、パソコンは情報取得手段としての大切なツールです。パソコンが画面の文字を読み上げることに驚く生徒さんの顔が思い浮かびます。
平成12年(2000年)

4月 機関紙「つばさタイムズ」の発行開始

平成13年(2001年)

つばさ文庫を発足

平成16年(2004年)

7月 ホームページを公開

平成18年(2006年)

11月 トヨタ自動車九州でハイブリット車の音の体験会。

当日の体験会では、ガソリン車とハイブリット車のエンジンをかけた時の音の比較。低速走行のガソリン車とハイブリット車の音の比較。時速20キロ、40キロ走行のガソリン車とハイブリット車の音の比較をさせていただきました。ある一定の速度を下回るとハイブリット車は、ガソリンから電気に切り替わりエンジン音が消え、タイヤの摩擦音しか聞こえなくなります。道路を横断するとき、見えない見えにくい私たちは、近づいてくる車の音を聞き分け横断のタイミングを聞き分けます。車の音は私たちにとって事故に合わないための大切な情報源となります。生活道路や交差点を曲がる車は低速走行となりますので、ハイブリット車の駆動は電気エネルギーに変わり、エンジン音が消え、ハイブリット車の接近に気づかず事故につながるのではないかという不安がありました。トヨタでの体験会は、低速での音の違いをしっかりと確かめることができ有意義な体験をさせていただきました。トヨタ自動車九州のご協力に感謝申し上げます。

12月 ミニ福祉機器展開催

平成19年(2007年)

3月 第1回市内交通バリアフリー度チェックの開催

市内の歩道を歩きながら、交通バリアフリー度を調査している写真です。
電信柱にぶつかってしまいそうです。点字ブロックが整備されていない行動を歩くのは、至難の業であり危険がいっぱいです。

12月 「夢のつばさ 福祉フェスタ2007」開催
車いすロボット(ひとみ)、スピーチオ、デイジーなどの研究施策と福祉機器業者10社余りが一堂に会し福祉機器の展示。中間市で活動する吹奏楽の演奏、バザーなど、中間市や周辺市町村から参加された方々に楽しんでいただきました。

福祉フェスタの看板の写真です。
福祉フェスタのプログラム作成を依頼した『印刷業者』の好意で、プログラムの原版を看板サイズに拡大して作った思い出の看板です。
平成20年(2008年)

7月 第2回市内交通バリアフリー度チェックの開催

12月 「第2回夢のつばさ 福祉フェスタ2008」開催・「さわれる天体写真展」「講演インクルーシブデザインについて」開催

さわれる天体写真を来館者が、スタッフの説明を受けながら体験している写真です。
平成21年(2009年)

7月 パソコンボランティア団体「ウイル」とガイドボランティア団体「しるべの会」と合流

7月 第3回市内交通バリアフリー度チェックの開催

12月 「第3回夢のつばさ アイフェスタ2009」開催

平成22年(2010年) 

4月 障害者の職域を拡大したいという目的で「ワークつばさ」の活動を開始

7月 第4回市内交通バリアフリー度チェックの開催

12月 「第4回夢のつばさ アイフェスタ2010」開催

平成23年(2011年)

3月 JR中間駅に多目的トイレ、上下線ホームにエレベータが設置されたことによるバリアフリー完成見学会が開催された。

8月 第5回市内交通バリアフリー度チェックの開催(市役所から蓮花寺)

9月 第5回市内交通バリアフリー度チェックの開催(本町から岩崎)

12月 「第5回夢のつばさ アイフェスタ2011」開催

平成24年(2012年)

4月 腎友会、中遠ろうあ協会、つばさの会で「障害者ネットワークの会」を発足。障害区分を超えて問題を共有し、課題解決に取り組み始めた

平成25年(2013年)

3月 エアロバイク3台を中間市に寄贈

平成26年(2014年)

8月 「視覚障害者災害支援マニュアル」を作成・行政、市内自治会会長、民生委員、つばさの会の会員に配布。※データ記載

10月 「さわって観る冨嶽三十六景展」開催

平成27年(2015年) 

1月 「ヘルプカード」を企画・提案。中間市より発行される

平成28年(2016年)

11月 筑豊線直方若松間の駅無人化撤回に関する記者会見・駅無人化撤回に関する署名をJR九州に提出(最終1万1561筆)

平成29年(2017年)

1月 「つばさタイムズ」200号記念号を発行

2月 中間駅2番ホームにおいて筑豊篠栗鉄道事業部の協力によりJR九州の新型車両(DENCHA)の試乗体験会を開催。乗降の際のドアの開閉ボタンを中心に見学。車体外側の開閉ボタンがわかりにくく、降車する乗客がいない場合、ドアが開かず、ドア位置を音で確認しづらいなどの声があった

3月 JR九州より要望・質問書への回答会に出席

12月 JR九州社長あて、25日に要望・質問書を郵送

平成30年(2019年)

3月 無人駅での安全を確保するためにJR中間駅・垣生駅において、視覚障害者へのホーム上のこえかけをお願いする啓発チラシを入れたティッシュを乗降客の皆さんに配布

啓発チラシタイトル :「あなたの声かけ、見守りが命を救う」
文書: 駅はホームからの転落や段差など見えない私たちには危険な場所です。
白い杖を持った人や盲導犬を連れた人が困っていたら  
「何かお手伝いしましょうか」のあたたかいお声かけを 危険が迫っていたら「手を引くなど回避行動を」お願いします。
中間市視覚障害者の会 つばさの会

5月 JR九州より要望・質問書への回答会開催  

8月 無人駅を交通バリアフリー法の対象とするための法制化を求める意見書を市議会に提出。

趣旨

バリアフリー法の対象とされてない、利用客が三千人以下の有人または無人駅を高齢者、障害者等が、安全に利用し、かつ円滑に移動できるようにバリアフリー新法の対象として新たに法制化の制定を国に求めたものです。

9月 無人駅を交通バリアフリー法の対象とするための法制化を求める意見書が、請願書として市議会で採択・可決される。

平成31年(令和元年 2020年)

5月 九州旅客鉄道株式会社筑豊篠栗鉄道事業部、JR九州ユニオンのご協力で、駅の構造とアイマスク体験会を開催。
見える人たちはアイマスクでホーム上の移動を体験し、見えない見えにくい人たちは、線路からホーム上までの高さを確かめたり線路の幅を触ったり、遮断機の上げ方を実演していただき、日頃できない体験をさせていただきました。ホームの構造を知ることで、転落時の身の守り方の参考となる体験をさせていただきました。

令和2年(2020年)

1月16日 毎日新聞の北九州及び京築面の記事

公共5施設廃止へ/20年度中 財政難、中間市方針という報道により、中央公民館、東部出張所、西部出張所、働く婦人の家、地域総合福祉会館「ハピネスなかま」が廃止されることが分かった。この報道を受け、障害者やボランティアの活動拠点として重要な施設であることと、福祉避難所でもある「ハピネスなかま」を存続させるために、つばさの会を中心に『もやいの会』、『中遠ろうあ協会』と「ハピネスなかま」を存続させる会」を発足し、ハピネスなかまの廃止に反対する署名活動を始める。

2月 「ハピネスなかま」廃止に係る署名 4307筆を市長に提出  

7月 無人駅・ドライバーレス路線のホームドア設置に対する要望書をJRに提出  

9月 HPの訪問者10万人達成快挙。

令和5年(2023年)

12月 障害者週間の意義を踏まえ、白杖体験や視覚障害者の用具の展示、テーブルテニスなどのアイマスク体験企画をくみ、来場者130名のみなさんに見学、アイマスクで体験をしていただきました。

その他行事

学習、体験  

陶芸、指あみ、フラワーアレンジ、蕎麦打ち、ヨガ、郵便局のATMの操作法、ガラ携・スマホの講習。
中間市消防本部のご協力で、救急救命訓練、消火訓練、はしご車試乗体験、緩降機の体験と学習。

スポーツ、レクリエーション 

年1回のバスハイクや花見をコロナ前まで開催。
グランドゴルフや風船バレー、ボーリング、乗馬、魚釣り。

ボランティア活動

市内老人ホームへのマッサージ慰問、市内小学校を中心とした手と心で見るの総合学習要請に参加。ハーモニー楽市、人権祭りにバザーで参加、売上金を義援金として送る。

情報と移動障害への取り組み 

・誘導警告ブロックの敷設と破損修理の要望

・選挙入場券の内容のSPコード印字と点訳

・中間市選管との点字投票についての模擬投票

期日前投票所や各投票所での誘導や係員の指示などを改善していただくために正しい対応について、模擬投票を通して学んでいただきました。
声かけの大事さ、相手の速度に合わせた誘導、椅子の背もたれを確認させること、点字は横書きしかできず縦書きがないため投票用紙の縦枠には記入できないことなどを説明し理解していただきました。

・国民健康保険への点字の要望と実現

・市からの送付物と判別できる封筒への切欠きの要望と実現

・マイナンバーカード接遇マニュアルの作成の要望と実現

・車止めを識別するための青色テープの使用の要望と実現

・日常生活訓練の実施の要望と実現

・広報・議会だよりの点字化の要望と実現